相輪は通常七つの部分から成っています。 ●宝珠(ほうしゅ)釈迦さまの遺骨を納めるところ。 ●竜車(りゅうしゃ)高貴な人をのせる乗り物を表します。 ●水煙(すいえん)火炎の透し彫のデザインですが、 火をきらうことから水煙と呼ばれます。 ●宝輪(ほうりん)九つの輪。五大如来と四大菩薩を表します。 ●請花(うけばな)前記までのものを受ける飾りの台。 ●伏鉢(ふせばち)お墓の原形、土まんじゅうの部分。 ●露盤(ろばん)伏鉢の土台。 中央を貫く心棒の部分は、刹管(さつかん)または擦さつといいます。 相輪にはバリエーションがあり、宝輪が8個のもの、宝珠・水煙が他のものに置き換えられたものなどもあります。 インドの仏塔の傘蓋(さんがい)が発展したものといわれます。 |